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膝窩筋の妙

popliteus
膝窩筋は、大腿骨外側顆の外側面上の膝窩筋溝から腱により起こり、すぐに関節包を貫いて―滑膜外にあるのだが―外側側副靭帯と外側半月との間を走る。

そして外側半月の後縁へは線維展開部(fibrous expansion)を送って付着している。この筋は唯一の単関節性の内旋筋であるので、その作用は、股関節の肢位によって影響されない。(中略)

 膝窩筋は、膝の後方に位置するにもかかわらず、これは膝の伸筋でもある。膝が屈曲する際に、この筋の停止部は上前方へと移動し、内旋筋としての作用を高めるようになる。

これとは反対に、膝が屈曲位をとったり、さらには外旋位であれば、膝窩筋の収縮によってその付着部が下後方にひっぱられるので、膝伸展の際生じるように外側顆を滑走させる。したがって、膝窩筋は伸筋であり、かつ内旋筋でもある。内旋筋の総合力(2㎏重)は、外旋筋のそれと比べると(1.8㎏重)よりわずかに大きいのみである。
・・・『カパンディ 関節の生理学 Ⅱ』「膝関節の回旋筋」より
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山中 敏也

Author:山中 敏也
年齢はかなりいってますが、会社が倒産したことを機に思い切って学校へ入学しました。自分が体を壊したことがあるので、医療には興味があり、独学でも色々なことを学びましたが、学校へ入学してビックリ!膨大な知識を記憶しなくてはならない。悪戦苦闘した4年でしたが、あともう少し国家試験に突入!